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防水土木工事材関連のQ&A

  • NSグラウトの最低施工厚さは定めているか? 

    NSグラウトの施工厚さについては、上限も下限も設定していませんが、薄すぎると奥まで充てんされない可能性があるため、5~10㎜程度は確保していただくことを推奨します。

  • 外気にあたる箇所にNSグラウトを使用したらひび割れが生じた。
    無収縮モルタルであるのになぜひび割れが生じたのか? 

    一般的に無収縮モルタルの定義とは、NEXCO試験方法の試験法312(旧日本道路公団規格 JHS-312)無収縮モルタル品質管理試験方法により外気に曝されない密閉された状態で打設から7日までに体積の減少(収縮)がないものとなります。そのため、常時外気に曝される乾燥する環境においては乾燥収縮によるひび割れが生じる場合があります。

  • NSグラウトをセルフレベリング材として使用して問題ないか? 

    グラウト材にはセルフレベリング性はありません。また、外気に曝される環境において張物下地としての表面強度や長さ変化(体積の収縮)を考慮に入れて設計されておりませんので、セルフレベリング材としては使用できません。

  • NSグラウトとNSグラウトPの違いは何か? 

    NSグラウトは流動性を有した無収縮モルタルで、柱の建込みや台座据え付け後、ベースプレート周りに型枠を組んでベースプレート下に流し込み成形します。一方、NSグラウトPはパッド用の無収縮モルタルで、鉄骨柱や機械台座据付け時のベースプレート中央下の高さ調整や荷重受けを担うため成形性に優れた専用モルタルです。なお、パッド用の品質基準は特に定められていません。

  • NSグラウトPの最低施工厚さは定めているか?
    下地にプライマーを塗布するか? 

    NSグラウトPの施工厚さに下限は設定していませんが、一般的には10㎜以上あることが望ましいです。一度につき固める層の厚さは50㎜以下になります。50㎜を超える場合は50㎜以下で突き固め、1日以上の養生期間を設けて打継をおこなってください。下地コンクリートへの吸水調整は基本は水湿しですが、下地が極度に乾燥している場合はNSハイフレックスHF-1000を塗布し、乾燥後に施工してください。

  • 外壁欠損部に無収縮モルタルであるNSグラウトPを使用したい。 

    NSグラウトPは無収縮性がありかつ厚付け施工ができるので、欠損部の補修に向いていると思われますが、欠損部補修材としての作業性や接着性を考慮していないので使用出来ません。一般的な欠損部の場合は、躯体の強度に合わせてNSドカモルハード、NSドカモルハードQで施工してください。

  • 新旧コンクリート打ち継ぎ材としてNSボンドスーパーの使用を考えているが、どのように施工すればよいのか?
    コテでの施工は可能か? 

    標準仕様として吹付けによる施工を推奨しています。吹付け施工することで下地と密着するため、良好な接着性が確保されます。コテでの施工は、施工箇所によっては下擦りができず、密着性を確保することが難しいことや、均一な厚さが確保できない恐れがあるため、標準仕様から外しています。

  • NSボンドスーパー施工後、当日中に新コンクリートを打設できるか? 

    鉛直打継目の場合、NSボンドスーパーを柔らかい状態で新コンクリートを打設すると、バイブレータなどの影響により流れ落ちると考えられるため、所定の養生期間を確保した後、新コンクリートを打設してください。水平打継目の場合は、NSボンドスーパーが締まった後であれば打設可能ですが、基本は1日以上の養生が必要になります。

  • NSスラブファインを膜養生剤として使用すると、コンクリートがJASSの仕様から外れてしまうのではないか? 

    JASS 5(鉄筋コンクリート工事2022)では、湿潤養生において、T-407(コンクリート養生剤の水分逸散抑制効果試験方法)により効果を確認された養生剤を使用してもよいとなっています。そのため、養生剤を使用してJASSの仕様から外れることはありません。なお、NSスラブファインはT-407の規定の参考としている試験規格であるASTM C156に準じた水分損失量の測定により効果を確認しています。

  • NSスラブファインを均し補助剤として使用した場合でも膜養生の効果は得られるか? 

    均し補助剤として使用する場合、コンクリートまたはモルタル表層のセメントペースト分と混ざり、ポリマーセメントペーストとして硬化するため、表面に膜が形成されません。そのため、膜養生剤として使用した場合と同等の水分逸散抑制効果を得ることは期待できません。

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