製品紹介

左官工事材関連のQ&A

  • NSハイフレックスHF-1000を吸水調整材として塗布してから、
    モルタルを施工するまでに何日か間が空いてしまう場合には、もう一度塗り直した方がよいか? 

    NSハイフレックスHF-1000の塗布乾燥後から翌日までを目安に次工程(モルタル施工)に移ることが基本となります。どうしても期間が空いてしまう場合には、塗布面に塵や埃が付着しないようにシート掛け等の養生をおこなってください。再度塗布する必要はありません。

  • コンクリートの打継ぎ材としてNSハイフレックスHF-1000を使用しても問題ないか? 

    NSハイフレックスHF-1000はモルタル用の吸水調整材であり、コンクリートの打継ぎ材ではありません。また、コンクリートの打継ぎ材として使用した場合の物性等も確認していません。NSボンドスーパーというコンクリートの打継ぎ専用材がありますので、そちらをご使用ください。

  • 吸水調整材としてNSハイフレックスHF-1000を使用する際、原液で塗布したほうが接着性は向上するか? 

    NSハイフレックスHF-1000を原液で塗布すると、コンクリートとモルタルの間に形成される樹脂の層が厚くなり、モルタルの接着性を阻害する可能性があります。ポリマーセメントモルタルを施工する場合は5倍、現場調合の普通セメントモルタルを施工する場合は3倍に希釈してご使用ください。

  • セルフレベリング材(SL材)のプライマーとしてNSハイフレックスHF-1000を使用しても問題ないか? 

    SL材のプライマーにはNSハイフレックスHF-1000ではなく、必ずNS高性能プライマーSL用をご使用ください。モルタル中の水分がコンクリートへ吸水されると、コンクリートから気泡が発生します。NSハイフレックスHF-1000では下地への吸水を十分に抑制することができないため、この気泡によりSL材の表面に気泡による凹凸が生じてしまいます。連続的な膜を形成し下地への吸水抑止性能に優れるNS高性能プライマーSL用をご使用いただくことで、下地からの気泡をブロックし、高い面精度を確保することができます。

  • 製品の塗厚に施工可能範囲とJIS参考範囲がありますが、どちらの範囲で使用すればよいか?
    JIS参考範囲外ではJISの認証から外れるのか? 

    施工可能範囲が材料としての性能です。必ずこの範囲でご使用ください。JISでは塗厚の規定はなく、解説の中で参考値として記載があるのみですので、範囲外でも認証から外れるということはありません。

  • ポリマーミックスに硬化促進剤等の混和剤を添加しても問題ないか? 

    水以外のものを混和することは推奨できません。混和剤を添加した状態で試験をおこなっていないため、性状の確認ができていないため、所定の性能が得られない場合があります。また、JIS認証品の場合、混和剤を添加することで認証から外れてしまいます。

  • セルフレベリング材(SL材)を床タイル張りの下地として適用して問題ないか? 

    SL材へのタイル張りは標準仕様外になります。SL材は表層にレイタンス等の脆弱層ができる可能性があります。そのため、タイル張りをおこなうと、SL材表層の脆弱層を引き起こしてしまい、浮き、はく離等につながる可能性があります。

  • NSフロアハードを10㎜程度一度に塗付けても問題ないか? 

    NSフロアハードに限らず、製品毎に施工可能範囲を設定していますので、その範囲でご使用ください。施工可能範囲を超えて施工すると、乾燥収縮によるひび割れ等の不具合が生じやすくなります。また、施工可能範囲未満の塗厚での施工では、使用している骨材寸法の関係から表面の仕上がりが悪くなることや、急激な乾燥による硬化不良、ひび割れ等が生じる可能性があります。

  • 養生期間の夏季と冬季は何を基準にすればよいのか? 

    夏季と冬季の基準は定めていませんが、一日の平均気温が15度前後を目安としています。

  • 樹脂モルタルに該当するのはどの製品か? 

    樹脂を用いたモルタルには、ポリマーセメントモルタルとセメント使用しないレジンモルタル(エポキシ樹脂モルタル等)の2種があります。従来、樹脂モルタルとは、エポキシ樹脂モルタル等を示していましたが、近年ではポリマーセメントモルタルを示す場合もありますので監理者にご確認ください。弊社製品はポリマーセメントモルタルが主であり、エポキシ樹脂モルタルについては取り扱いがありません。

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